お母さん方へ
ホームページからのお申し込みの際、私にくれたメッセージやいただいた寄せ書きのコメントをひとりひとり何度も読ませていただきました。温かい言葉ばかりで本当に嬉しかったです。
最終回で子どもたちにもお話しましたが、ふたばとは発芽したときに最初に出る二枚の葉です。
そもそもこの親子サークルを始めるきっかけとなったのは双葉のような双子である我が子たちがいたからなんです。そして一緒にやりたい!と同じ気持ちの 同じ双子のお母さんに出会いました。いろんな奇跡が重なって「ふたばくらぶ」というサークル名に決めました。
ふたばくらぶを始めた時、1番の不安は来てくれる親子がいるのかどうかという不安でした。やってみようと決めたものの、参加する親子が複数名いなければ成り立ちません。でも今ではこんなにもたくさんの親子が参加してくれて、本当に始めてよかったなと思いました。
またもうひとつの不安は、我が子であるふたりを連れて上手くできるのかということでした。しかしそんな不安はすぐに消えてしまったのはあやか先生をはじめ、周りのお母さん方が ふたりにも手を差し伸べてくれたり、助けてくれたおかげです。本当に素敵なママさん達に出会えたなと思っています。
ふたばから本葉が生え、花が咲いたように、
ここでの繋がりが私にとってとても大きく、この約8ヶ月は先生として親としてかけがえのない時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
最後に少し先生っぽい目線でお話させてください。
私が幼稚園教諭として働いていた頃「保育に正解はない」という言葉を胸にいろんなことを子どもたちと経験し、挑戦してきました。それは我々「育児」にも言えることで、育児に正解はありません。正解がないから難しかったり悩みが尽きなかったりしますよね。
また育児は、仕事のようにノルマもなければ当然給料もありません。でも私はどんな仕事よりもやりがいのあるものだと思っています。
私も含めてここにいるお母さんたちはまだまだ半人前のママです。半人前だからこそ今よりもっともっと子どもと向き合う時間が必要です。
みんなは一日の中でどれくらいこどもと向き合っていますか。子どもの目を見て話をしたり聞いてあげたりしていますか。
今は便利な世の中になり、私たちはわからないことがあればすぐに調べることができ、簡単に写真や動画も撮れる時代の中にいます。情報を収集することも、子どもの笑顔や成長を記録しておくことも大切なことですが、目を見て話してくれたお母さんからの声かけは子どもにとって大きな自信や成長に繋がります。我が子の小さな成長に喜びを感じ、日々親は子どもから学び、親になっていくのだと思います。
私は台湾を離れましたが、ふたばくらぶで出会った子ども達の先生として今後もみんなの成長を遠くから見守らせて下さい。
今まで本当にありがとうございました💐
まなみ先生より
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